寄せ書きで生み出す記念日の文化・コミュニティの絆を深めるIRIAMのヨセッティ活用方法とは?

インタビュー

「応援する人を応援する」を企業理念として掲げ、日本最大級のオンライン寄せ書きサービスとして展開するyosetti(ヨセッティ)。これまで多くのユーザーの皆様に、大切な人に向けてあらゆる感謝や応援を伝えるシーンでご利用いただいています。

今回はインタビューシリーズの第二弾。(第一弾はこちら)

お話を伺ったのは、スマートフォン向けのライブ配信アプリ「IRIAM」を提供する株式会社IRIAM様。ヨセッティを定期的に活用し、ライバーさん達のコミュニティを盛り上げられています。熱量の高いコミュニティ運営のためにどのような工夫をされているのでしょうか?ご担当者様にお話を伺ってきました。

株式会社 IRIAM IRIAM事業部 イベントグループ 小川 彩人さん 2022年にDeNAに入社。IRIAMのイベントグループに所属し、ユーザーコミュニティの活性化のためアプリ内で様々なイベントを企画。イベントと連動した広告企画や、コラボカフェなどオフラインでのコミュニケーションなどにも取り組んでいる。

ーまずはIRIAMのサービスについて教えてください

IRIAMは自分で用意したイラストを動かして「キャラクターになって配信できる」新感覚のVtuberアプリです。スマートフォン1台でライブ配信ができるほか、リスナーとしてコミュニケーションを楽しむことも可能です。アプリでイラストを読み込むことで、AIが目や口を認識し、自動でアニメーションをつけてライブ配信が行えるので、まるでキャラクターが存在しているかのように配信ができます。自分で用意するイラストで配信ができるからこそ、その人らしい魅力を存分に出せるのが大きな特徴ですね。

毎日、約8千人くらいのライバーさんが配信を行っており、それぞれにコミュニティがあります。数千ものコミュニティの中で、素敵な思い出作りや、ライバーやリスナー同士でより関係性を深めて、IRIAMを長く楽しんでいただきたいという思いで、日々イベントなども企画し、運営側も盛り上げのサポートを行っています。

ーコミュニティの中で、なぜヨセッティを活用してみようと思われたのでしょうか?

IRIAMでは、ライバーさんの誕生日や、配信1周年をコミュニティーの方々がお祝いするという文化があります。そのお祝い方法の1つとして、ヨセッティを活用して寄せ書きを送るという活動が複数のコミュニティであったので、運営側からも後押ししたいと思い検討しました。

実は私自身も、プライベートでヨセッティを活用していたので相性の良さに手応えは持っていました。

IRIAMのコミュニティは、家族のように仲が良いのが特徴です。そのため、身近な大切な人の記念日を自然に祝うように、コミュニティにおいても、大切な人の記念日をみんなでお祝いしようと、リスナーの方が自発的に寄せ書きを送ったりしています。オンラインのコミュニティだと、アプリ内アイテムでのギフトなどのプレゼントも多いですが、IRIAMの温かいコミュニティだからこそ、寄せ書きの相性が良いと思ったんです。アプリ内のギフトはリアルタイムで気持ちを伝えることや気持ちの大きさを表現しやすいと思っていますが、寄せ書きは思い出に残して見返すことができたり、その場にいない人も含めて気持ちを伝えられる点に魅力を感じています。

ーIRIAMのオリジナルデザインの制作もご相談いただきましたね。現在、多くのユーザーさんに活用いただいておりますが、制作の狙いについても教えてください

すでにコミュニティに存在していた記念日の寄せ書きを、IRIAMのオリジナルデザインを提供することで、この活動をコミュニティの文化として定着させ、より絆を深められるんじゃないかと思いました。

コミュニティの居心地の良さはもちろんですが、IRIAMというプラットフォーム自体にファンに

なって下さっている方も多いので繋がりを高めたいなと。オリジナルデザインがあることで、運営側からも声を掛けやすくなりますし、SNSでオリジナルデザインを見て下さった方が「私も使ってみようかな」と分かりやすく、より様々なコミュニティで広める上でも良いのではないかと考えました。

IRIAMオリジナルデザイン2種、カラーも6色から選べます

ーユーザーの皆さんは、どのような機会にご利用いただいているのでしょうか?

活用としては、リスナーの方々がライバーさんの誕生日や周年の記念日に送ることが多いですね。手を挙げて主導してくださるリスナーさんが、コミュニティ内で呼び掛けて、代表してライバーさんに寄せ書きを送る流れになっています。

オープンにお祝いをする時はヨセッティのURLをシェアしてSNSで呼び掛けたり、ライバーさんにサプライズで送りたい時は、ファンの方々が集まるDiscordサーバーで呼び掛けたりしているようです。届いた色紙を、ライバーさんが配信やX(旧Twitter)で紹介してくれることがほとんどなので、送った側も送られた側も嬉しいですよね。

リスナーの方々から贈られた寄せ書き

ーオリジナルデザインも人気ですが、運営側からは活用のためにどんな工夫をされていますか?

IRIAMのオリジナルデザインで寄せ書きを作って、SNSでハッシュタグをつけて投稿してくれた方に、IRIAMの公式マスコットキャラクター“しらす”のぬいぐるみを抽選でプレゼントするキャンペーンなどを複数回行っています。

そのほか、アプリ内での誕生日イベントの際に寄せ書きのオススメをしたり、積極的に運営側からも呼びかけをさせていただいています。

ライバーの珠乃 ぴょこさんの元に届いた寄せ書き

ーヨセッティの利用による変化や、魅力に感じている点を教えてください

オリジナルデザインを通じて、ヨセッティを知ったユーザーさんも多くいらっしゃると思います。「デザイン可愛くていいね」というお声をいただいたり、利用数が一定数増えているデータを踏まえても、ユーザーさんに徐々に浸透し、当たり前の文化にするという目標に少しずつ近づけているんじゃないかと思います。

ヨセッティの魅力は、1つの寄せ書きを通してたくさんの思い出を作れるところです。呼び掛けから寄せ書きを作る過程や、渡した瞬間、さらに渡し終わった後にみんなで振り返っても思い出がある。何回も思い出に立ち帰ることができるというのが良いですね。

また、オンライン寄せ書きだからこそ、人数や居住地にかかわらずみんなで参加できるというのもポイントですね。リスナーさん一人ひとりがいて、コミュニティが成り立っているので、コミュニティのみんなが参加して、全員で共通の思い出を作ることができるというのはIRIAMとしても大切にしたいなと思っています。

ー今後はどのようなことに挑戦されるのでしょうか?

まだ道半ばなので、IRIAMの中でヨセッティを送り合うという文化をもっと当たり前にしていきたいです。今はライバーさんの記念日に送るケースが多いですが、ライバーさんだけではなく、リスナーさん同士でも寄せ書きを送り合うことができたら良いですね。毎日の配信では、リスナーさん同士も顔見知りになりますし、チャットを通しての会話もできるので、その過程でお互いのことを深く知ることができます。

ライバーさんとリスナーさんだけではなく、コミュニティ全体で絆を深め、ヨセッティを通じた記念日の文化を広げていきたいと思います。

IRIAM様ありがとうございました!

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